PDCA回してるけど、合ってるか不安だし時間がかかる😭
『課題解決プロセス』を意識すれば、思考がスッキリして爆速化できるよ!
この記事では、初心者Webマーケターに向けて、フリーランスWebマーケターのあおなみが、『PDCA』と『課題解決プロセス』についてわかりやすく解説します。
この記事の信頼性
- 在宅フリーランス×Webマーケター×アラフォー主婦が執筆
- 産後うつ経験→専業主婦4年→フリーランスに転身
- 家庭と両立しつつ、月収20〜30万円の安定収入を獲得
- 働く時間は、1日5時間×週4日
【基礎知識】PDCAとは
PDCAは、Webマーケティングを効率よく進めて成果を出すための4つのステップのこと。
PDCAサイクルを繰り返すことで、どんどん良い結果(売上拡大や新規リード獲得)を目指すことができるんです。
1. 計画を立てる(Plan)
まずは「どんな結果を出したいか」を考えて、具体的な目標を決めます。
たとえば「1か月でWebサイトのアクセスを20%増やしたい」といった感じです。
そして、そのためにどうすればいいかを考えます。
たとえば、「ブログ記事を毎週アップして、SNSで発信する」など具体的な行動計画を立てましょう。
2. 実行する(Do)
次は、立てた計画を実際にやってみます。
ブログ記事を投稿し、SNSで宣伝するなど、計画通りに進めてみて、どんな反応があるかを確認します。
ここでは、とにかく動いてみて結果を見てみることがポイントです。
3. 確かめる(Check)
実行してみた結果がどうだったかを確認します。
たとえば、「SNSでの反応が思ったより少なかった」「アクセスは増えたけど、期待していたほどではなかった」など、計画通りにいかなかったところや、うまくいった部分をチェックします。
4. 改善する(Act)
結果をふまえて、次に何を変えればもっと良くなるかを考えます。
「タイトルをもっと目を引くものにしてみよう」「次は別のSNSでも発信してみよう」など、次のサイクルで工夫するポイントを考えましょう。
そして、また新たにPDCAサイクルを回して改善を重ねていきます。
このPDCAをくり返すことで、少しずつ「今のやり方をどうすればもっと良くできるか」がわかってきます。
Webマーケティングでは、結果が少しでも良くなるようにPDCAを何度も回して、着実に成果を上げていくことが大切です!
PDCA回せてる?不安になる時
Webマーケターにとって、「PDCAを回すこと」は当たり前であり非常に重要な能力です。
しかし、特に新米のWebマーケターは、「時間がかかる」「改善案がパッとしない」など不安を抱えることが多いのではないでしょうか。
例えば、
「改善案ってどうやって考えるの?」
「そもそも何を測るべきだっけ?」
「PDCA、正しく回ってるのか疑問…」
「これで効果なかったらどうしよう…」
と感じることもあるでしょう。
これらは、単に経験不足から来るもので、成長の過程で自然なことです。
これらの悩みは、Webマーケターとしての仕事に影響を及ぼすため、しっかりと向き合う必要があります。
なぜ『課題解決のプロセス』でPDCAの質とスピードUPできるのか
PDCAは「計画を立てて実行し、チェックして改善する」流れですが、これだけだと何をどう改善するか迷いやすいこともあります。
そこで『課題解決プロセス』を使って、「どこに問題があるのか」「原因は何か」「どんな改善が必要か」を明確にすることで、PDCAがよりスムーズに、効果的に回せるようになります。
『課題解決プロセス』があると、PDCAでの「次のアクション」が具体的で結果が出やすくなるんです。
『課題解決プロセス』を土台にして、PDCAを進めると成果も得やすくなるよ!
それでは、いよいよ『課題解決プロセス』について解説します!
『課題解決プロセス』とは(具体例付き)
課題解決のプロセス
- 現状整理:目標と現状のギャップから問題を認識する
- 課題設定:問題の原因(ボトルネック)を特定し、取り組むべき課題を明らかにする
- 次アクションの決定:課題と改善施策を立案し、優先順位をつけて実行の計画をたてる
- 次アクションの実施:期日までに施策を実施する
- 振り返り:施策が有効だったか評価する
え、こんな難しいことできるかな……?
実は主婦こそ、課題解決能力が高いんだ!例えば、「家計管理」に置き換えてみよう。
課題解決プロセスの具体例【日常編】
1. 現状を整理する
まずは、家計の現状を確認しましょう。
月の収入と支出がどうなっているか、貯金がうまくできているかなど、今の状況と理想とのギャップをはっきりさせます。
たとえば「もっと貯金を増やしたいのに、毎月ギリギリで余裕がない」といった場合、それが今抱えている問題です。
2. 課題を見つける
次に、その問題の原因を考えます。
家計簿を見直して、「どこで無駄遣いしているか」「何にお金がかかりすぎているか」を見つけましょう。
たとえば、「外食費が多い」や「衝動買いが増えている」などが課題です。
3. 次にやることを決める
見つけた課題に対して、どのように改善するかアイデアを出し、優先順位をつけます。
たとえば、「週に1回は外食を控えて家で食べる」「買い物前にリストを作って、余計なものを買わないようにする」など、具体的な計画を立てます。
4. 実行する
決めた改善策を実行に移します。
「次の給料日までに外食を2回までにする」など、期限を決めることでしっかり取り組めます。
少しずつ実践して、家計を改善していきましょう。
5. 振り返る
改善策を実行したあと、その効果を確認します。実際に節約できたか、貯金が増えたかどうかを見直しましょう。
うまくいったら続けて、さらに良い方法がないか考えます。
もしうまくいかなかったら、他の方法を試してみるのも大事です。
確かに、これなら日常的に行っているかも!
Webマーケティングでも基本プロセスは同じだよ。
課題解決プロセスの具体例【Webマーケ編】
1. 現状を把握する
まずは、今どんな状況なのかをしっかり確認します。
「アクセス数が伸び悩んでいる」「SNSでのエンゲージメントが低い」など、具体的に何がうまくいっていないのかを明確にすることがスタートです。
この段階でのポイントは、何が問題なのかを“はっきりさせること”です。
Googleアナリティクス(GA4)や、スプレッドシートを使って分析するよ。
2. 課題を見つける
次に、なぜその問題が起きているのか原因を探ります。
たとえば「ターゲットに合っていないコンテンツを作ってしまっている」「投稿時間が適切でない」など、ボトルネック(うまくいかない理由)を特定していきます。
問題の原因をはっきりさせることで、次のアクションがとてもやりやすくなります。
3. 改善方法を考える
課題がはっきりしたら、その課題に対する改善策を具体的に考えます。
「ターゲット層を再確認してコンテンツを調整する」「SNSの投稿時間を調べてベストなタイミングに投稿する」など、
解決に向けた手順を整理し、優先順位をつけます。
優先順位を決めるコツは、
①期待効果がより大きい
②少ないリソースで実行可能(大変すぎない)
の2軸で考えること!
4. 実行する
改善策を計画通りに実行してみます。
たとえば、「来週までに広告文をリライトして配信する」「1か月かけてSEOの見直しを行う」「毎週1回SNSを更新する」など、実行のタイミングや手順を具体的に決めて進めます。
ここで大切なのは、「まずやってみる」という気持ちと、結果を追うことです。
実施前に、チームでMTGを設けて議論&合意をとって進めるとスマート!
5.結果を振り返る
改善策を実行したあと、その結果を確認します。
たとえば、「広告のクリック率が上がった」「サイトのアクセスが増えた」「SNSでの反応が良くなった」などの効果を確認します。
もし改善が見られればその方法を続け、さらに良くする方法を検討します。
もしうまくいかなければ、次の改善策を試します。
このように、「どこがうまくいったか」「どこをさらに改善できそうか」を確認してPDCAを回すと、次にもっと良い方法を試せるようになります。
このプロセスを使えば、マーケティング活動の成果を少しずつ上げて、効果的な施策を見つけることができますよ!
これなら迷わずPDCAが回せそう!
最後に、「Action」の優先順位の決め方を伝えるね!
次アクション(改善施策)の優先順位
改善施策の優先順位の決め方は、この表を参考にしてね!
チーム内での議論・合意形成がスムーズになりそう!
PDCAを爆速化して、頼れるWebマーケターになろう
いかがでしたか?
『PDCA』と『課題解決プロセス』の両方を理解することで、あなたのWebマーケターとしての成功に大きく影響します。
本記事が、あなたがさらに活躍していくための参考になれば幸いです!
あなたの成長を応援しています!
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