フリーランスとして生計を立てていきたいけど、稼働時間に制約があるママはどうやって案件を獲得すればいいの?
SNSのフォロワーは少ないし、営業力も自信がないし……受注するコツを教えて!
n=1になってしまうけど、私の案件獲得方法とあおなみ流の受注のコツを教えるね!
この記事の内容
- あおなみの案件獲得方法
- ママに優しいクライアントの見きわめ方
- 営業経験ゼロでも受注率をUPするコツ
この記事の信頼性
- 在宅フリーランス×Webマーケター×アラフォー主婦が執筆
- 産後うつ経験→専業主婦4年→フリーランスに転身
- 家庭と両立しつつ、月収20〜30万円の安定収入を獲得
- 働く時間は、1日5時間×週4日
あおなみの案件獲得方法
2021年に専業主婦からフリーランスに転身し、10社ほどのクライアントとお仕事をしてきました!
ありがたいことにこの3年間、仕事が途切れたことはありません。
そう言うと、「どうやって案件を獲得しているの?」「自分で営業してるの?」と聞かれます。
実は、私から営業したことはありません!
これまでのフリーランス案件は、
- 知人からの紹介(SNS)
- Wantedlyのスカウト
でほぼ獲得してきました。(あとはクラウドワークスちょろっと)
知人からの紹介(SNS)
一番多いのはこれ!
いわゆる、「リファラル採用(営業)」というやつですね。
え〜〜結局人脈なの!?
SNSでキラキラフリーランス気取ってフォロワー1万人とかいないと無理なやつ!?
いやいや、プロフィールにもある通り、陰キャのコミュ障だし、友達も決して多くないよ……SNSもほぼリアル友達のみだし。
仕事を紹介してくれる知人とは、「過去に一緒に仕事をしたことがある人、かつ現在フリーランス(起業した)の人」です。
例えば、
- 新卒で入った会社の先輩(独立してフリーランスに)
- 正社員時代の取引先の方(その後起業)
- スクールで知り合った方(企業の社長さん)
という感じで、プライベート含め、損得勘定なしで付き合ってきた方ばかり。
そんな方々から、ゆる〜く繋がっているSNSのDMで
「こんな案件があるんだど興味ある? リソース空いてる?」
「ちょっと〇〇案件で相談したいことがあるんだけど」
という感じでお声をかけてもらっています。
ちなみに、使っているSNSはFacebook、インスタグラムです。(地味ぃ〜〜!!)
SNSでお声がけ→チャットワークやSlack、Googleチャット、オンライン会議で詳細すり合わせ→クラウドサインで契約という流れです。
お仕事SNS『Wantedly(ウォンテッドリー)』
実名ビジネスSNSとして有名なWantedly(ウォンテッドリー)。
Wantedlyは、350万人のプロフィール・37,000社の募集と
出会い、つながり、つながりを深めるシゴトのSNS。(Wantedlyより)
既に登録しているという方も多いかもしれません。
Wantedlyを一言で説明すると、「簡易なWeb職務経歴書」です。
企業の採用担当者は、あなたの個人ページ(職務経歴書)を見て「いま募集中のポジションに合いそう」と思ったら「スカウト」という形で個人DMを送ることができます。
企業様からいただくDMの内容は、
「経歴を拝見しました。ぜひ一度話をしてみませんか(カジュアル面談しませんか)」
というもの。
自分のプロフィールや職務経歴・過去の実績を見た上でお声がけくださるので、業務内容にミスマッチが少なく、その先の選考ステップも進みやすい点が特徴です。
逆に、気になる企業やポジションを見つけて「話を聞きたい」とこちらからアプローチすることも可能です!
IT・Web業界のベンチャー・スタートアップ企業が多い印象なので、経験がある・興味があるという方は特におすすめです!
※登録する際は、この記事の後半「受注率UPのコツ」を参考にしてね!
まずはクラウドワークスで実績を積もう
クラウドワークスは、正社員時代に副業ライターとして利用していました。
収入を増やしたいというよりは、フリーランスとしての実績が欲しかったのと、自分自身の勉強のためにやっていた感じです。
育休中に立ち上げたブログがポートフォリオがわりになったので、受注もそこまで難しくなかったです。
クラウドワークスでは、企業との契約や担当者とのやりとり、発注・受注方法などを勉強させてもらいました!
「契約のこととか分からなくて不安」
「フリーランスとしての実績が欲しい」
という方は、まずはクラウドワークスで実績を積むのがおすすめです!
余談ですが、企業によっては「フリーランスの方とは全てクラウドワークス経由で契約しています」という場合もあるので、登録しておくだけでも損はないですよー!
ママに優しいクライアントの見きわめ方
働く時間に制限があり、子ども都合で休みを取る必要がある方は「ママに優しい案件か」を見極めるのはとっても大事。
そんな時は、こんな情報がヒントになります。
- 会社(サービス)の顧客ターゲットが「子育て世代」
- 「ウェルビーイング」を掲げている
- 管理職や従業員に時短ママ(リモートワーク含む)が複数いる
これに当てはまらなくても、子育て世代の働き方を理解してくださる企業様は多いです。
カジュアル面談などでしっかり会話して、そのあたりの感覚を推し量りましょう。
受注率UPのコツ:「何ができるか」を言語化して即戦力をアピール
お恥ずかしながら、営業経験ほぼゼロのあおなみ……
それでもお仕事が途切れないのは、「何ができるか」を言語化しているからだと思うんだ。
企業がフリーランスに求めるのは「即戦力」。
企業担当者は「あなたは何ができるのか(そしてどう貢献してくれるのか)」を知り、依頼するかどうかを決めるのです。
「即戦力=何ができるか」をアピールするために、この3つを言語化しましょう。
- 自分の得意領域・強み
- 過去の実績
- 御社にどう貢献できるのか(またはどんな課題を解決できるのか)
履歴書に書く「自己PR」とほぼ同じですね!
「自分の強みがわからない」「何も思い浮かばない」という方は、「客観的事実」から書き出すのがおすすめ!
客観的事実(過去)
- 経験業界(学生時代のアルバイトもOK!)
- 経験年数
- 具体的なスキル・経験業務(広告運用、ディレクションなど)
- プロジェクト名
- 具体的な成果
次は、主観に基づく「自分らしさ」「強み」「貢献できる可能性」について書き出しましょう。
主観に基づく考え(未来志向)
- 仕事のモットー(心がけてきたこと)
- 経験から導き出す、自分の得意分野や強み(PDCA、周りを巻き込むのが得意など)
- この経験を生かして、クライアントにどう貢献できるか(BtoBなら新規顧客獲得、既存リード育成など)
どうしても思い浮かばない場合は、昔の同僚や友人、家族に聞いてみるもあり!
「自分は何ができるのか」を言語化し、クライアントに「〇〇業界で〇〇の経験があるならぜひお願いしたい」と思ってもらえたら大成功!
受注する確率は高まるはずです!
もちろん、ウソはいけませんよー!!
同時に、ママならではの制約条件(稼働時間や急なお休みの可能性)も明確に伝えましょう!
【余談】「やっぱ無理」ミスマッチな案件を断る方法
せっかく受注したのに、実際に仕事を始めたら
「最初の話と違った」
「自分の専門範囲外だった(力量不足だった)」
「どうしてもクライアントの担当者と合わない」
とミスマッチを感じることがあるかもしれません。
(そうならないための大前提として、契約前に、具体的な先方期待の確認・すり合わせと契約書の確認は必須です!!)
それでも「やっぱ無理」と感じてしまった時のために、ぜひ「初回の契約期間は1ヶ月(最大でも3ヶ月)にする」ということだけ覚えておいてください。
契約期間中は精一杯がんばって、どうしても無理そうだと感じたら
契約終了日をもって取引終了したい旨を早めに申し出ましょう。
もちろん、難しい仕事にチャレンジすることで自身の学びや成長につながることもあります。
しかし、できない仕事を無理に引き受けて失敗したり、お互いのリソースや精神をすり減らしたりするより、自分が貢献できる範囲で仕事をした方が良いですよね。
継続しても双方にメリットがない・迷惑をかけてしまうと感じた場合は、正直にクライアントに申し出ましょう!
まとめ
ママがフリーランス案件を獲得するためのポイントはこちら!
ポイント
- 知人の紹介(SNS)とWantedlyで案件獲得は可能
- 不安ならクラウドワークスで実績を積むのもあり!
- ママに優しいクライアントを見極めよう
- 「何ができるか」を言語化して即戦力をアピールしよう
- ミスマッチな案件継続ですり減らさないために、最初の契約期間は短く設定しよう
皆さんが、ご自身の強みを発揮できる良きクライアント様と出会えることを祈っております!!
▼できれば案件獲得する前に読んで!!